PPS(プローブパーソン・システム)では、以下の3つのファイルが生成されます。
これらのファイルは、被験者がケータイで専用サーバーにデータを送信した後、管理者がインターネット経由でサーバーにアクセスし、ダウンロード・ソフト(画面)からダウンロードして入手します(被験者がケータイでダウンロードすることはできません)。なお、ダウンロード・ソフトにアクセスする際には、ログイン用IDとパスワードが必要になります。
また、これらのファイルは、標準設定では一か月単位(当月1日の午前3:00から翌月1日の午前3:00まで)にまとめられて、サーバーに保存されます。ただし、トランスフィールドさんでは、使用方法や調査仕様などによっては、可能な範囲内でカスタマイズを受け付けてくれます。
PPSのログ・ファイルは、csv形式のファイル(カンマ区切りテキストファイル)で、ファイル名は"locData.csv"です。
PPSのログ・ファイル(locData.csv)のファイル・レイアウトは以下のとおりです。なお、有料ですが、レイアウトの変更は可能だそうです。
| カラム | 内容 |
| トリップID | いつのどのトリップかを識別するためのコード |
| 測位データID | このファイルのレコード番号(通し番号) |
| 移動手段 | 全11種類(デフォルト) |
| ユーザーコード | どのケータイのログなのかを識別するためのコード |
| 測位日時 | 形式:yyyy/mm/dd hh:nn:ss |
| 緯度(日本測地系) | 単位:度(dd.ddddd) |
| 経度(日本測地系) | 単位:度(ddd.ddddd) |
| 緯度(世界測地系) | 単位:度(dd.ddddd) |
| 経度(世界測地系) | 単位:度(ddd.ddddd) |
| 測位モード | 測位精度と同義(6段階) |
| 有効性 | 被験者による編集の有無を識別するためのコード |
PPSのトリップ・ファイルは、csv形式のファイル(カンマ区切りテキストファイル)で、ファイル名は"trip.csv"です。
トリップ・ファイルは、被験者によるケータイ操作のログです。出発した場所や日時、移動手段、移動手段の変更、移動目的、到着した場所や日時などを、1トリップ(出発から到着まで)が1レコードで整理されています。
なお、トリップ・ファイルにレコードされる、出発から到着までの間に起きたイベント(移動手段の変更・移動目的など)をレコードするためには、被験者によるケータイ操作が必要です。
PPSのエントリー・ファイルは、csv形式のファイル(カンマ区切りテキストファイル)で、ファイル名は"entry.csv"です。
エントリー・ファイルは、トリップ情報(移動行動の特性)とは別に、被験者の行動や意識などをデータ化したファイルです。調査の内容や仕様によって有用にカスタマイズすることが可能です。
エントリー・ファイルは、その名の通り、被験者によるケータイでのエントリー操作を前提にしています。アンケート調査のようにいくつかの選択肢を用意して答えてもらった結果や、ケータイのカメラ機能を使って撮影した写真のログなどが整理されたファイルです。